アルカナ巡礼記

アルカナ巡礼記 ── 三つの魂の軌跡

タロットの大アルカナ、22枚のカード──
その一枚一枚が、異なる光と影、問いと答え、始まりと終わりを抱いている。
そこから生まれる世界は、ひとつではない。

誰がどこから歩き出すかによって、語られる物語はまったく違ったものになる。
アルカナ巡礼記は、そんな“多層の旅”を描いた三つの軌跡。
あなたが選ぶ道によって、物語の風景は変わり、
同じカードですら、別の声で語りかけてくるかもしれない。

🌀時の輪舞 ── 六章構成で巡るタロットの旅

愚者から始まる物語。火・水・風・地、そして境界。
時と魂をめぐる輪舞が、読者を問いと変容へといざなう。

🕊️魂の物語 ── 意志・選択・変容の軌跡

大アルカナのカードたちが語る魂のプロセス。
人はなぜ迷い、何に惹かれ、どんな扉を選ぶのか──その内的旅路を編む。

🌿四つの元素の物語 ── 精霊とカードの対話

火・水・風・地──それぞれに宿る大アルカナと精霊の語り。
タロットの世界を元素という視点で読み解く叙事詩。

このページは、旅の入口。
どの物語を選んでも、その先に続くのは“あなた自身の声”です。

選ぶのはあなた──でも、もしかすると、
その選択はずっと前から、カードの奥で静かに待っていたのかもしれません。

読んでくれたあなたに、良いことがありますように。